陶芸、貴方に伝えたいこと

陶芸

今も昔と変わらない方法で日本各地で焼かれている焼き物は、豊臣秀吉が朝鮮征伐から人質として、日本に連れ帰った朝鮮人陶工たちの手によるものです。朝鮮には中国から焼き物の技法が伝わったと考えられ、中国にはペルシャ辺りから伝わったと考えられています。それまで日本に焼き物が無かったのかと言うと、縄文式土器や弥生式土器のように釉薬を使わない土器はありました。朝鮮や大陸から伝わったのは、この土器に釉薬をかけて1100度以上の高温で焼く陶器や磁器なのです。陶磁器は有田や薩摩や萩に、秀吉の命令により朝鮮人陶工たちが伝えました。また千利休が茶碗を作らせた楽家、初代長次郎は元瓦職人で、千利休がデザインしたものを彼に作らせたのですが、彼の父親が朝鮮人でした。このように西から伝えられた陶磁器の文化ですが、日本は古代から須恵器(陶器=土物)の文化がありました。土物は日本の文化であり、磁器=石物=大陸の文化であること、を貴方が粘土を触るときに感じて欲しいのです。

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